当社は、不動産証券化の黎明期から不動産私募ファンドのアセットマネージャーとして投資家の皆様にソリューションを提供してきました。私募ファンドにおいては、3〜5年程度の運用期間を設けており、その場合にはGK-TKスキームやTMKスキームを採用することが一般的です。
このほか、運用期間を設けずに長期の運用を行う際には投資法人スキームを採用することがあり、当社でも2012年3月に非上場オープンエンド型私募リートの運用を開始しています。
資産保有の器として合同会社(GK)を設立します。投資家の皆様に匿名組合(TK)出資をしていただいた出資金と金融機関からの借入金により、不動産信託受益権を取得し運用するスキームです。
資産保有の器として資産流動化法に基づき特定目的会社(TMK)を設立します。
投資家の皆様からの優先出資と金融機関からの特定借入又は特定社債により、現物不動産又は不動産信託受益権を取得し運用するスキームです。
投資信託及び投資法人に関する法律に基づき設立された投資法人(REIT)が運用資産の保有主体となります。
REITは法律上、従業員の雇用が禁止され、業務を外部に委託する必要があります。
当社はREITから資産の運用に関する権限の委託を受け、投資主の皆様の出資金と金融機関からの借入金により現物不動産/不動産信託受益権への投資を行います。
※1:REITの通帳や契約書などの重要な資産の保管や出納業務を信託銀行に委託します。
※2:投資主総会の運営、投資主名簿の管理や会計・税務などの業務を当社、信託銀行、税理士法人等に委託します。