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資産運用二部 主任と統括の写真

人と組織が共に成長するOJTの現場から

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資産運用二部 主任

総合不動産会社で法人向け売買仲介営業やプロパティマネージャー経験を持つ。私募REITと私募ファンドの両方を扱える当社に魅力を感じ、新たな活躍の場を求めて2023年に入社。オフィスビルを中心とする私募ファンドの運用業務に携わる。

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資産運用二部 統括

鉄道会社での不動産開発やコンサルティングファームでの不動産鑑定評価、アセットマネジメント会社での私募ファンド運用経験を経て、2022年に入社。様々な角度から不動産事業に携わった経験を活かし、現在は私募ファンドの運営業務に従事するとともに後輩育成を担う。

三井不動産投資顧問で行われているOJT(On the Job Training)の現場から、日々の業務や成長につながる取り組みについて話し合っていただきました。キャリアアップをめざす方々に向けて、実際の教育制度や社内の雰囲気をお伝えします。

学び合う風土が育む個と組織の発展

お二人の日常的なOJTについて、具体的にお聞かせください。

資産運用二部 統括

指導というより、助言しながら一緒にプロジェクトを進めているという感じですね。

資産運用二部 主任

はい、一緒に案件を担当させていただきながら、わからないことを教えていただいています。特に投資家への説明資料作成では、どういうロジックで説明していけばいいのか、どういう資料の作り方が伝わりやすいのかなど、とても勉強になっています。前職では事務作業が中心でしたが、投資家の方々に合理的な理由を説明し、理解を得ていく過程を学べることが大きな学びになっています。運用報告書や計画書を作成する際にチェックバックいただいた項目をリスト化してまとめています。

資産運用二部 統括

まさにそういう仕事の進め方や取り組みへの姿勢は、強みのひとつだと感じています。ファンドというのはとても複雑な仕組みになっています。投資家の方々をはじめとした関係者に、いかに簡潔に、わかりやすく、重要なポイントを外さずに相手に伝えることができるか。私自身、転職時に多くの方々に教わってきたことなので、その経験は漏らさず伝えようと意識しています。

教わったことで、特に印象に残っていることはありますか?

資産運用二部 主任

先輩は不動産鑑定士の資格をお持ちで知見も豊富。また、指導や説明が的確で合理的です。投資家の方々に大きな金額を出していただくには、エビデンスに裏付けられた信頼性と妥当性が求められます。その説明の組み立て方や資料作成の細かいポイントまで、一つひとつ丁寧に教えていただいています。入社前は『これくらいはできるよね』と突然仕事を任されてしまうこともあるのかと不安もありましたが、良い環境で業務に臨んでいます。

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指導する上で心がけていることや、こんな風に成長してほしいという思いを教えてください。

資産運用二部 統括

まず、案件の内容に応じて、どこまで自分で考えてもらうかを決めています。論点の複雑さや作業量、関係者の範囲などを考慮して、一任するか、あるいは一緒に方針をすり合わせた上で進めるか、最初の段階で相談して決めるようにしています。また、最終的には投資家やレンダーなど関係者に納得してもらう必要があるので、説得力のある説明ができるよう、丁寧にフィードバックするよう心がけています。

アセットマネジメント業務の特徴として、関係者が非常に多岐にわたる点が挙げられます。投資家の方々の意見をひとつにまとめていく必要がありますし、レンダーや、物件の維持管理、運営を現場で担当してくださっているプロパティマネジメント、ビルマネジメントの方々など、社外の関係者も大勢いらっしゃいます。当然、社内でも部署を超えた連携が不可欠です。

さまざまな立場の方々に納得していただき、ひとつのゴールに向かって進んでいくわけですが、そこで意見が対立することは珍しくありません。そういう場合でも、建設的に粘り強く話をして、適切な落とし所を見出せるよう成長してほしいと思います。スケジュール感をもって丁寧な仕事をする姿勢、人当たりの良さなど、たくさんの強みを活かしながら、多くの関係者をまとめ上げていける存在になっていってほしいですね。

お二人にお聞きします。この1年で、どのような成長を感じていますか?

資産運用二部 主任

前職ではアシスタントとして、指示されたことをきちんとこなしていく業務が中心でした。現在は先輩に教わりながら、自分でゴール設定をして、そこまでどうまとめ上げていくかを考える力が、この1年で少しずつ、ついてきたように思います。私も社会人歴はそれなりにありますが、これほど資料作成や説明が上手な方と出会ったことはありません。同じような書式で作成し、同じようなロジックで説明する。そうやって真似ているうちに、仕事の効率も上がりましたし、何より思考の整理がうまくなってきたと感じています。

資産運用二部 統括

そう言ってもらえるのは嬉しいですね。最近、投資家との協議が必要な案件で、最初の段階で自分なりに考えて作成した資料のクオリティの高さに驚きました。きちんとまとめられていて、確実に成長を感じましたよ。教わったことを着実に吸収し、他の案件でも応用できているのが素晴らしいですね。

チーム制が支える多様な成長機会

お二方とも中途入社ですが、入社前後で会社の印象は変わりましたか?

資産運用二部 統括

入社前は、不動産投資やアセットマネジメント業務というと、激務で社内も緊張感のある雰囲気なのではないかと思っていました。ところが実際には、とても紳士的な方が多く、相談しやすい環境だったんです。教え合う文化が根付いていて、わからないことがあれば、年次に関係なく気軽に教えていただける雰囲気があります。

私自身それなりの年齢での転職でしたので、年下の同僚に教わりながら覚えていくことも多かったのですが、入社直後に直属の上長が別室でホワイトボードを使って、まるで先生のように丁寧に教えてくださったことも印象的でした。それだけでなく、定期的に勉強会も開いてくださって、アセットマネージャーの果たすべき役割等、基礎から丁寧に教えていただきました。「背中を見て勝手に覚えろ」「技を盗め」といった世界を想像していただけに、いい意味で期待を裏切られましたね。

資産運用二部 主任

本当にそうですね。皆さん転職組で、それぞれバックグラウンドも違う中で、いくつになってもわからないことは出てくるものです。でも、ここではそれが当たり前という認識で、経歴や年次に関係なく教え合うカルチャーが根付いています。私も最初は不安でしたが、細かいところまで丁寧に教えていただけますし、一緒に考えながら進めていける環境があることがわかりました。投資という言葉からドライな印象を持たれがちですが、実際にはとても温かみのある方々ばかりです。

資産運用二部 統括

当社は学ぶことも教えることも大切にする、そんな社風があるように感じています。アセットマネジメントの仕事は、日々の運用の中で弁護士や会計士の方々のお知恵を借りながら進めていく場面も多く、どの立場にいても、常に高度な学びが必要な現場です。だからこそ、教わる側のモチベーションが自然と高くなり、それに応えようと教える側も熱が入る。そうした相乗効果が、自然と根付いた企業文化になっているのだと思います。

資産運用二部 統括の写真

向上心と誠実さが活きる職場環境

どういう人がこの会社に向いていると思いますか?

資産運用二部 主任

真面目で、向上心がある、知識欲がある方が向いているのかなと思います。当社は、自分のスキルを常に磨き、学ぶ姿勢を持ち続けている方がとても多いです。また、自分自身の専門性を高めるだけでなく、チームで協力しあう姿勢を持った方が活躍できる環境だと思います。

資産運用二部 統括

業務は決して簡単ではありません。サポートする環境はありますが、環境に甘えず、粘り強く、貪欲に知識を吸収していこうという姿勢をお持ちの方が向いていると思います。

また、投資家の方々をはじめ、社外の方とのやり取りも多い仕事ですので「物事に誠実に向き合う姿勢」も重要だと考えています。そういう方が、最終的には社外の方々との良好な関係も築けるのではないでしょうか。

最後に、入社を考えている方へメッセージをお願いします。

資産運用二部 主任

将来は私も誰かを指導する立場になれたらと思います。先輩から学んだことをこれから入社する次の世代に引き継いでいきたいです。当社はプロフェッショナルなメンバーが集まり、互いに学び、教え合う企業風土が定着していますので、ともに成長できる仲間がさらに増えることを楽しみにしています。

資産運用二部 統括

私自身も当社に入社するまで不動産ファンドのアセットマネジメント業務は未経験でしたが、日々上長や同僚に助けられながら研鑽を積んでいます。先ほども申し上げたとおり複雑な仕事ではありますが、当社は一緒に悩みながら、学びながら成長していける環境が整っていると思いますので、新しいことでも前向きに挑戦する意欲のある方と一緒に働けたら嬉しいです。

所属・役職は取材時のものです。

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