Interviews

コンプライアンスの視点から不動産投資の価値を守る

コンプライアンス部 統括

当社に転職を決めた理由

前職と当社への転職のきっかけを教えてください。

金融庁・財務局で14年の公務員経験を経て、上場REITの運用会社に転職。その後、当社に入社しました。転職を検討した際、これまで携わってきたREITに加え、プライベートファンドなど新たなスキームにチャレンジできる環境に魅力を感じました。決め手となったのは、面接時に感じた組織の雰囲気です。上司や役員との距離が近く、活気に満ちた職場の空気感が、この会社で働きたいと思わせてくれました。実際に入社後も、その印象は変わることなく、オープンで前向きな組織風土の中で働くことができています。

業務内容

現在の業務内容について、また印象に残っている案件や仕事について教えてください。

コンプライアンス部と業務部を兼務しており、会社全体の組織づくりから個別案件のチェックまで、幅広い業務に携わっています。たとえば、物件取得の検討段階から、投資家保護の観点でアドバイスを行います。また、金融庁などの監督官庁から出されるガイドラインに沿って、当社の取り組みが適切か確認する役割も担っています。さまざまな事例や新しい見解、注意すべき点など社員の皆さんに伝えるため、定期的に社内報として「コンプライアンス通信」も発行しています。

印象的だったのは、グループ会社との取引案件です。投資家の利益を守りながら、グループ内での取引を適切に進めるため、関係部署と入念な協議を重ねました。時には厳しい調整も必要でしたが、こうした経験を通じて、バランスの取れた判断ができるようになりました。

当社の魅力

必要なスキルや成長の機会について聞かせてください。

「手厚い支援体制の中で成長できる」

不動産証券化マスターは基本的な資格として重要です。ただし、コンプライアンス業務の面では、それ以上に大切なのが、現場の声に耳を傾け、相談相手となり、時には必要な指摘もできるコミュニケーション力です。
当社では、様々なアセット、スキームの取得や運用に関わるにあたり、これを支える資格取得支援のほか、外部研修への参加も積極的にサポートしているので、常に新しい知識を吸収できる環境が整っています。最低限の金融や不動産の知識を持っていて、やる気と意欲があれば、飛び込んだら必ず泳げるようになる、そんな支援体制があります。ぜひ思い切って当社に、そしてコンプライアンス部にきていただきたいですね。

職場の雰囲気や社風について教えてください。

「垣根のないオープンな風土」

不動産投資顧問の会社というと、硬く、上下関係もきっちりしている印象を持たれることが多いのですが、当社はとてもオープンで活発な雰囲気です。経営陣との距離が近く、部門間の垣根も低いのが当社の良さです。社内のカフェスペースで気軽に情報交換をするなど、部署を超えた交流も活発です。私が飲食店に入ったら、たまたま他の部署がチームでいらしたことがあり、気軽に席に誘っていただきました。そのときに「いつもありがとう、助かっている」と言っていただき、他部署の方たちからそんな言葉をかけてもらえたことが、とても嬉しかったです。他にも、社内でコンプライアンス通信を発行すると、カフェスペースなどで「あれ読んだよ」とリアクションをいただくことも多く、それも励みになりますね。三井不動産投資顧問には、そんなフラットでありながら一体感もあるカルチャーが根付いています。

三井不動産投資顧問で働く魅力、転職して良かったと感じていることを教えてください。

「挑戦の舞台で自分が広がる」

私はバックアップが中心になりますが、住宅のみならず商業施設や物流施設など、総合的な物件を扱えることは大きな魅力です。全国の物件を扱っていますし、たとえば三井不動産グループの大規模でダイナミックな案件に携われるかもしれない、という期待や楽しみがあります。大きな目標を持つことや挑戦しがいのある環境にあることで、自分の向上心や意欲も高まりますから、その点、本当に転職して良かったと感じています。

もうひとつは、やはり三井不動産グループの力と、当社は不動産証券化ビジネスの黎明期からのプレイヤーであり数々の実績があるので、投資家の皆様のご信頼を得て案件に取り組む機会を数多くいただけるというのも、当社ならではの魅力だと思います。

求められる人材とは

どのような方が活躍できる環境だと思いますか。

当社では、オフィスから商業施設、ホテルまで多様なアセットに投資し、REITとファンド双方のスキームを持っているため、幅広い分野に興味を持つ方には大きな可能性が開かれています。また、投資家や監査法人、社内のさまざまな部署との対話を通じて業務を進めていくため、コミュニケーションを楽しめる方が活躍しやすい環境です。資格取得支援制度も充実していますので、専門性を高めたい、新しい知識を吸収したいという向上心のある方にとって、きっと魅力的なフィールドになるはずです。

今後挑戦したいこと

これからも健全な成長を支えたい

コンプライアンス部である私の役割は、いわば「車を安全に走らせるためのブレーキ」です。ただ制止をかけるのではなく、安全に前に進むための制動、サポートを全うしていきたいですね。そして今後も部署や案件に関わらず、相談しやすい存在でありたいと思います。また、グループ各社のコンプライアンス部門との情報交換も活発に行い、業界全体の健全な発展に貢献していきたいと考えています。

所属・役職は取材時のものです。

コンプライアンス部の業務内容例

  1. 個別案件でのアドバイス物件取得の検討段階から、投資家保護の観点でアドバイス等
  2. ガイドラインチェック金融庁などの監督官庁から出されるガイドラインに沿って、当社の取り組みが適切かのチェック等
  3. コンプライアンス周知活動コンプライアンスやガバナンスに関する情報を社員に周知するために社内研修の企画・実施や社内報「コンプライアンス通信」の作成・発行
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