個人インタビューInterviews

一気通貫で案件の完遂をめざす達成感は格別
投資営業部 主事
当社に転職を決めた理由
前職から当社への転職を決めた理由を教えてください。
前職も不動産業界で、自己資金による不動産投資業務に携わっていました。もっと違う経験を積みたいと考え、ファンド事業への転身を決意しました。投資家ごとに投資スタイルが異なるため、さまざまな不動産投資の手法や考え方に触れられる点に魅力を感じたのです。
また、知人から三井不動産投資顧問の社風について聞いていたことも決め手になりました。特に、年次に関係なく意見を発信しやすい環境だと聞き、自分の考えを活かしながら仕事ができると確信しました。実際に入社してみると、その通りの環境で、前職の経験も存分に活かすことができています。
業務内容
現在の業務内容について、また印象に残っている案件や仕事について教えてください。
投資営業部で物件の仕入れと投資家営業を担当しています。売主や仲介会社から物件情報を収集し、投資家に提案。資金調達、デューデリジェンス(調査・分析)、クロージング(売買契約の締結など最終段階)まで一貫して手がけています。複数案件を並行して進めることもありますが、チームで動くため、サポート体制は充実しています。
印象深い案件のひとつが、2023年に手がけた住宅物件です。建築段階からのフォワードコミットメント(投資確約)という形で、建物完成まで一貫して携わりました。物件の規模は10~20億円台でしたが、投資家としても初のフォワードコミットの案件かつ売主も初取引の相手だったため、デューデリジェンス実行フローの調整や投資家への説明の仕方等を手探りで考えながら、各関係者と案件を推進できたことは、非常に貴重な経験でした。
当社の魅力
必要なスキルや成長の機会について聞かせてください。
「成長を支える充実のバックアップ」

不動産証券化マスターや宅地建物取引士といった資格が役立ちますが、入社後の取得でも十分対応できます。資格取得支援制度も整っており、多くの社員が積極的に活用しています。また、定期的に将来のキャリアプランについて話し合える機会があり、自身の希望を伝えやすい環境です。スキル支援だけでなく、業務を通じて会計知識や法律知識なども身につけられ、成長できるチャンスがたくさんあります。だから将来への期待感を持てる、モチベーションも高まる、より高い場所をめざせる、という好循環を生み出しているのだと思います。
職場の雰囲気や社風について教えてください。
「心理的安全性の高い職場」
年次や役職に関係なく、活発な意見交換ができる環境です。案件ごとに建設的な議論を重ね、最適な解決策を見出していく文化があります。私が入社した時も、当時の上司から「もっと自分の考えを言葉にして伝えた方がいいよ」と言われましたし、実際に年齢やポジションに関係なく、意見を出し合い、話し合っています。若手社員でも安心して意見を言えて、新たなことに挑戦できる、いわゆる「心理的安全性の高い職場」だと思います。また、部署を超えた交流も盛んで、案件の区切りには打ち上げを行うなど、コミュニケーションを大切にしています。社内は最近よくあるフリーアドレスではなく、パーティションで区切られた固定のデスクです。この仕事は紙ベースのものが多いので、自分のデスクがある方が便利ですね。あとはカフェスペースがあって、おいしいコーヒーをいつでも飲めるので、私も毎日利用しています。
三井不動産投資顧問で働く魅力、転職して良かったと感じていることを教えてください。
「不動産投資の醍醐味を味わえる」
三井不動産グループの強みを活かし、幅広い案件に携われることが最大の魅力です。規模で言えば10億円台の案件から数百億円規模まで、アセットタイプも住宅やオフィス、物流施設など多岐にわたります。それぞれの投資家が求めるリターンや好むエリア、アセットタイプが異なるため、同じタイプの物件でも投資家によって異なるアプローチが必要になります。こうした多様な投資スタイルに触れられることで、不動産投資に関する視野が大きく広がります。
また、土地取得から開発、運用まで一貫して関われる案件も増えており、不動産投資の醍醐味を存分に味わえます。自分で仕入れた情報をもとに投資プランを組み立て、投資家の共感を得て実行に移せた時の達成感は格別です。
求められる人材とは
どのような方が活躍できる環境だと思いますか。
大切なのは、自分の意見をしっかりと発信できる力です。自分の意見を持ちながらも、チームでの議論を通じてより良い解決策を見出していく。そうした対話ができる方が、当社で力を発揮できると考えています。また、人と人とのつながりを大事にし、良い関係を保てる能力があれば、自分の領域を広げていけます。
私自身、日々の業務を通じていろいろな方との関係を築き、そこから新しい案件の機会を得ています。不動産投資の世界は意外と狭く、信頼関係の積み重ねが重要です。目の前の仕事に真摯に向き合いながら、常に新しい可能性を探っていける方にとって、やりがいのある環境だと確信しています。

今後挑戦したいこと
一気通貫の挑戦で、未来を描く
物件の発掘から投資家開拓、クロージングまで、全てを自分で完遂できる案件を増やしていきたいです。規模の大小ではなく、開発段階から関われる案件にやりがいを感じます。また、これまでの経験を活かしながら、新しい関係先も開拓していきたいですね。投資家それぞれのニーズに合わせた提案ができるよう、日々研鑽に励んでいます。この仕事の面白さは、不動産と金融、両方の知識が必要なところ。その分野横断的な専門性を、もっと高めていきたいと思っています。
所属・役職は取材時のものです。
投資営業部の業務内容例
- 投資戦略の立案・提案投資家のニーズに応じたファンドコンセプトの立案、資金調達のアレンジメント、ファンド組成実務等
- ソーシング(仕入れ)業務売主や仲介会社からの情報収集、物件評価、条件交渉、デューデリジェンス、売買契約の締結等