出口戦略の立案においては、不動産市場動向や金融市場動向など、長期・中短期両面での不動産投資環境を見極め、売却またはリファイナンス、それらを実行するタイミング等を投資環境に応じて適切に判断することが重要です。当社は、これまで培ってきた多数のファンド運用実績や経験に基づき、ファンドの実情と不動産投資環境に見合った最善のアドバイスを提供します。

売却方針決定後は、資産規模や売却時期等に応じて「個別売却／一括売却」「入札／相対取引」「直接探索/媒介による探索」などの売却方法を選択したうえで、幅広いネットワークを通じて売却先候補者を探索していくことが重要になります。当社はこれまで、生命保険会社、銀行、年金基金、外国政府系投資機関などの機関投資家や、多くのアセットマネジメント会社とのネットワークを通じ、さまざまな投資用不動産の取引を実現してきました。さらに、不動産流通業界のリーディングカンパニーである三井不動産リアルティのネットワークやノウハウを活用することで、よりきめ細やかで、幅の広い売却活動を行っています。
今後も、これらのネットワークをより一層拡大させ、投資家の皆様にご満足いただける売却先を探索します。

リファイナンス方針決定後は、専門部署であるストラクチャード・ファイナンス部が、国内外の多くの金融機関とのネットワークや長年にわたり積み上げてきたノンリコースローンの調達実績により、ファンドの実情にあわせた最適な調達条件での資金調達を図り、投資家の皆様の投資パフォーマンスの向上に貢献します。